北海道寿都町は11日、日本ハムの野球教室を中止すると発表した。日本ハムは10日、ベースボールアカデミーコーチを担当する球団職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表している。
町は「日本ハムファイターズ球団の都合により、中止となりましたのでお知らせします。参加を予定された皆様には、ご迷惑をおかけしますが、ご理解を願います」とした。
寿都観光物産協会によると、コロナウイルス感染拡大により、教室は1度、中止となった。11日は小中学生約30人が参加予定だった。室内での実施を望んでいる。
球団職員は今月4、5日にアカデミー活動に従事した後、6日に帰社した際に頭痛などの体調不良を感じたためそのまま帰宅。8日に医療機関を受検し、38.5度の発熱があったため翌日にPCR検査を受け、10日に「陽性」判定を受けた。保健所が濃厚接触者の特定を進めており、当面はアカデミーの活動を休止する。
寿都町は20年度、日本ハムが道内179市町村を応援する「応援大使」の対象に選ばれた。大田泰示と宇佐見真吾が大使を務めている。
全国有数の強風が吹くため、風を活かした風力発電を導入している。9日、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場選定立地調査の対象に応募した。
文・写真/BBNEWS編集部