日本は決まるも…無観客続く韓国プロ野球に怒りの声

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日本のプロ野球が有観客試合の開催を決める一方、NPBより一か月半早く開幕した韓国プロ野球(KBO)ではいまだに有観客試合実施の目途が立たず、関係者から不満の声が漏れている。

KBOは5月5日に開幕を果たし、5月中にも観客の入場を開始する予定で準備を進めてきたが、5月上旬にソウルでゲイクラブを中心としたクラスターが発生したことで白紙となった。その後、政府がウォーターパークや海水浴場の再開に向けた検討を進める中でも、なぜかKBOは置き去りにされている。

韓国プロ野球はすでに全日程の3割近くを消化しており、このまま無観客試合が長期化すれば、10球団の経営に大きなダメージが出ると予想されている。KBOの人気チームでは通常の年間売上高500億ウォン(約44億円)のうち、入場料収入は100億ウォン(約9億円)。球場での飲食、グッズ販売も含めれば大きな痛手だ。

さらに、資金援助をしている親会社の多くもコロナ禍でダメージを受けており、1000億ウォンを超える欠損が生じるとも言われている。KBOの広報担当者は「新型コロナのために、すべてが困難な状況ですが、無観客での試合期間が長くなり、KBO球団から財政状況が厳しいという話が出ている」と語る。

LGツインズの柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督は「野球場の方がより安全だ」と、海水浴場よりも後回しにされている現状にいら立ちを見せている。

KBOの窮状、日本の決定を見て、韓国の保健当局が動くだろうか。

文/BBNEWS編集部 写真/instagramより

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