日ハム広島が1試合で計5敬遠、ピンチを切り抜けたのは?

広島 日ハム

◆日本ハム2-2広島◆
延長12回で引き分けた試合で、申告敬遠が両チーム合わせて5つあり、広島の申告敬遠は4度もあった。

ただ、この試合で広島は申告敬遠からの失点はなく、日本ハムは無死満塁として2度本塁封殺のプレーがあり、押し出し四球による1失点だけ。開幕戦で2連続申告敬遠からサヨナラ満塁弾を浴びたオリックスのように、申告敬遠が大量失点に繋がることはなかった。

テレビ解説していた岩本勉氏は「これだけ申告敬遠があるということは、作戦として成立している」と話した。 両チームとも申告敬遠を乱用したというより、有効な使い方だったと言えそうだ。

一方、4四球をプレゼントされたとも言える日本ハムは、中田が2度申告敬遠され、途中出場していた杉谷がサヨナラ機にいずれも凡退。近藤や清宮のコンディションが優れない中、打力に課題のある杉谷が日本ハムのアキレス腱となってしまった。

申告敬遠という制度では、かつて敬遠のボール球をサヨナラ安打した新庄剛志のような、ドラマが見られることはないし、暴投のリスクもない。岩本氏は「フランスアのように思い切り腕を振る投手が、敬遠のボール球を問題なく投げられるのか、不安がある。申告敬遠という制度があるのは助かる」と話していたが、面白みがないように感じるファンもいるだろう。