新庄剛志氏が3月20日の開幕までにプロ野球に復帰することを宣言した。タイムリミットは約40日。数々の伝説や名言にスポットライトを当てる。
新庄氏は01年にメジャーへ移籍したが、日本球界での争奪戦では高額のオファーが飛び交っていた。
残留を望む阪神は5年総額12億円。ヤクルトとDeNAは3年5億円を提示した。しかし、新庄氏が選んだのは20万ドル(2200万円)の最低保障でのメッツ入りだった。
「やっとボクに合う環境が見つかりました。ニューヨークメッツです」。金銭や安定ではない。新庄氏の哲学が垣間見える決断である。
琉球ブルーオーシャンズが練習場所の提供を検討し、新庄氏も歓迎の意を示している。現役復帰に際してどんな進路を選ぶのか。選択を予想するのは容易ではないが、大リーグと日本ハムへ移籍した決断が、ヒントになるかも知れない。
文/BBNEWS編集部 写真/instagramより