21日の韓国プロ野球(KBO)で、一挙9得点という超ビッグイニングが発生した。
斗山ベアーズ-NCダイノス戦は八回終了時点で4-3でホームの斗山がリード、九回表を迎えた。ところが、九回一死無走者からマウンドに上がった“守護神”イ・ヒョンボムが大誤算。連打の後、連続四球で同点に追いつかれると、次の打者に2点二塁打を浴び4-6と逆転を許す。ここで斗山ベンチはイを諦め7番手チェ・ウォンジュンを送ったが、このチェも適時打、3ラン、2ランを浴びた。
結局、この回は2本塁打を含む7安打2四球で計9失点。韓国メディアはこの試合を「斗山ブルペン陣が放火してNCの勝利に貢献した」と報じた。
イ・ヒョンボムは抑えで起用されるようになった昨季は67試合に登板して6勝3敗19セーブ10ホールド、防御率2.66と安定感を見せた。しかし、今季はここまで6試合に登板して0勝2敗1セーブ、防御率16.20と別人のような成績に。昨季チャンピオンの斗山が4位に低迷する原因の一つとなっている。
文/BBNEWS編集部 写真/instagramより