オリックス張奕のボールを母がキャッチ―韓国0封で「台湾の英雄」に

オリックス ロッテ 侍ジャパン・東京五輪

負ければ東京五輪出場が消えるという「背水の一戦」プレミア12の韓国-台湾戦に先発し、韓国打線を七回途中まで4安打に抑え、完封勝ちを主導したオリックスの張奕(ジャン・イー)が、台湾の野球ファンを熱狂させている。

台湾メディア・今日新聞は張が生涯最高の投球で「台湾を守護した」と称賛し、これに熱狂するファンの様子を写真入りで伝えた。一次ラウンドの日本戦を含め、スーパーラウンド2連敗スタートで沈みがちだった台湾各メディアも、この勝利を受けて「巻き返しの始まり」「東京五輪に再進軍」などと威勢のいい見出しが躍った。そして、いずれの記事も勝利の立役者に張の名を挙げている。

また、この試合では七回二死二塁のピンチに張をリリーフし、ピンチを切り抜けたロッテ・チェン・グァンユーが、この回の“ウイニングボール”を張に手渡した。張がこのボールをスタンドに投げ入れると、台湾から応援に駆け付けていた母親がそれをキャッチしたという。

母親に渡すつもりで投げたとしても、なかなかそうは上手くいかないもの。この日の張は神懸かっていた。

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