広島・薮田和樹「黙って見てろ!」三回途中3四球KO

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◆阪神7-6広島◆
今季2度目の先発となった広島・薮田が3回途中64球、4安打3四球5失点で逆転を許してKOされた。17年に15勝を挙げて最高勝率に輝いた剛腕は復活を期しているが、二軍投手コーチだった恩師・佐々岡監督の期待に応えられなかった。

ブルペンデーとなったこの日、「先を考えず、1人1人勝負するだけ。ずっと中継ぎに入っていたので、全球種勝負できる状態にあると思う。しっかりゾーンに投げ込みたい」と意気込んでいた。

一回表に3点の援護をもらった。裏は最速149キロをマークしたストレートをメーンに阪神打線に対峙したが、四球やパスボールも絡んで初回に2失点。

二回は三人で切り抜けたが、三回は梅野の二塁打と糸原のタイムリーで追いつかれ、四球と大山の犠打で一死二、三塁となって高橋に交代。高橋が連続タイムリーを浴びて2点を勝ち越された。

18年は9試合、19年は不振で4試合の登板に留まったが、17年の活躍を支えた佐々岡監督はキーマンの1人に挙げていた。既に25試合に登板し、17年の38試合を上回るペースだ。


一方でSNSを含めたグラウンド外の話題が多い。亜大の同窓でもあるモデル「karuna」と17年5月に結婚したが、同年7月には週刊誌に高校、大学の先輩・九里と朝まで合コンに興じる様子を撮られた。

18年はインスタグラムに「八つ当たり」とも取れるメッセージを投稿した。

「野球はスコアが全て。四球もヒットも同じ。塁に出るだけって意味で。でも外野は四球、四球と。黙って見てろ!」「日本人は有名人に対する敬意がない有名人は君らより優れてんだよ
わかれよ!」

有名人、にひっかけて、ネットでは「セレブ」と呼ばれている。今年もまた物議を醸した。

「プライベートもくれ」とは誰に向けた言葉か不明だが、鯉党が練習を強要していると思っているのだろうか。

17年5月に結婚をブログで報告した際には、こう記していた。
「これからは二人で協力し合い、

幸せな家庭を築いていきたいと思います!

選手生活においても、
自分自身を更に高めていけるように、

そして応援して下さる皆様の期待に応えられるように努力精進して参ります!」

亜大の同窓でDeNAの元抑え・山崎康晃への尊敬を綴ったこともある。
「毎年結果残すって凄いことですよね。
#追いつけ追い越せ引っこ抜け」

薮田はこの日もイニングを上回る3四球。17年は129回を投げ51四球だったが、18年は26回2/3で32四球。今季も30回2/3で24四球と、明らかに増えている。

専門誌の名鑑にはこう紹介されている。「松田オーナーから復活させて欲しい選手として名前が挙がった」。期待は大きい。

文/BBNEWS編集部 写真/BBNEWS、instagramより

◆薮田和樹
背番号 23
カナ ヤブタ・カズキ
出身校 亜大
誕生日 1992年8月7日
年齢 28
血液型 B
身長 188
体重 86
所属履歴 岡山理大付―亜大
キャリア 6年
投打 右右
ドラフト年度 14
ドラフト順位 2
公式戦初出場 15年7月1日巨人=東京ドーム
年俸 2800万円
昨季年俸 3700万円
タイトル (率)17
家族 既婚

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