日本野球機構(NPB)は3日、ドーピング検査で陽性反応を示した広島・バティスタに6カ月間の出場停止処分を科すと発表した。
出場停止期間は今年9月3日から20年3月2日まで。練習やキャンプで球団の施設を使うことはできない。球団側にも3日、通達された。
NPBは6月7日にバティスタの尿検体を採取し、7月24日に分析機関から、ホルモン調整薬の「クロフェン」とその代謝物である「ヒドロキシクロミフェン」が検出されたとの報告があった。
バティスタを含め、これまで7人がドーピング検査で陽性反応を受けている。興奮剤や筋肉増強剤などが検出されなかったため、半年間という出場停止期間になった。
バティスタは8月21日に「身に覚えがなく、意図的な摂取はない」主張したという。
バティスタは今季103試合に出場して打率.269、26本塁打、64打点。