広島チケット今季もプレミア 転売で逮捕 

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広島戦の観戦チケットを不正に転売したとして、警視庁は6日、東京都日野市の無職・吉田英雄容疑者(45)、小谷崎まゆみ容疑者(56)の2人をチケット不正転売禁止法違反容疑で逮捕した。公式戦の入場者数を制限していたが、年間指定席を購入していたため、チケットを入手出来た。

逮捕容疑は20年7月30日~9月4日に4回にわたり、マツダスタジアムでの公式戦のチケット計8枚(販売価格計約1万3000円)を計6万6000円で不正に転売した疑い。20年は7月10日から最大5000人、9月19日から収容人数の50%に入場を制限していた。吉田容疑者は複数球団のファンクラブに入ってセパ両リーグなどのチケットを購入、転売を繰り返した。2015~20年で計約9600万円を売り上げたという。

定価を超える価格での転売を業として行うことは法律で禁止されている。20年6月には巨人戦のチケットを高値で転売したとして、シーズンシート契約者1人を警視庁が逮捕した。

マツダでの広島戦のチケットは平時でも入手困難で、転売が常態化している。マツダスタジアムの収容人員3万3000人に対し、年間指定席は計8000席。年額12万700円からで、ボックス席に至っては1席あたり30万円を超える上に、4席セットでの販売となる。

上限5000人で行われた32試合は、年間指定席購入者へ球団が送付したチケットでしか入場できなかった。さらに、50%となる1万6500人に引き上げた際も、8000席は年間指定席が半分を占めていた。

19年2月は「抽選券」の配布に想定を上回る5万人が殺到。20年は抽選券を20万枚用意したが、当選者はわずか1200人。販売日はマツダスタジアムの窓口で現金で仕払ねばならず、さらに5試合までしか購入できない。結局、コロナウィルスの影響で払い戻されることになってしまった。

21年の年間指定席は20年度の購入者を対象に優先的に販売したが、12月までに完売した。2月に今季の一般チケットの販売時期や方法を発表するとしているが、プレミア化は必至である。

西武は転売を行ったファンクラブ会員など70人以上を退会処分にするなど、転売防止策を強めている。日本ハム、楽天、ロッテなどはリセールサービスがある。オリックスは二次流通サイトでのリセールサービスを今季からやめる。

文/BBNEWS編集部 写真/BBNEWS、広島HPより

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