◆広島1-2巨人◆
マツダスタジアムは鬼門…。巨人がサヨナラ負けで3タテを食らった。4連敗となり、マジック点灯と広島の自力優勝消滅はならなかった。
桜井が7回1失点と踏ん張り、デラロサ、中川が無失点でつないだが、十回にまたもやマシソンがつかまった。だが、投手陣は責められまい。
攻撃では原監督の攻めの姿勢が実らなかった。九回は勝ち越しを狙い、動いた。
岡本が四球で出ると、増田大を代走に起用。代打のビヤヌエバの安打などで一死満塁となると、代打の切り札・阿部を送るも空振り三振。さらに陽岱鋼を代打で送るも、またもや空振り三振。フランスアを攻略出来なかった。
指揮官は「よく粘ったというかね、もう1本出なかったのはあるけど、向こうにもう1本が出たということでしょう」と相手をたたえたが、広島に弱いのは明らかだ。
巨人はセ・リーグのチームで広島だけに負け越しており、4勝9敗1分け。マツダでは17年~18年に13連敗を喫したが、今季も2勝6敗1分けだ。
まだ独走状態には変わりないが、広島という「苦手」は克服しておきたい。