年俸2億円に 吉田正尚のコスパ

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オリックス吉田正尚が今季の推定年俸8500万円から倍増以上となる2億円で契約を更改した。終盤まで首位打者を争うなど、オリックス打線を牽引した吉田の年俸あたりの成績、単価=コスパはどうなのか。

吉田は今季、打率.322、168安打29本塁打85打点。

168安打は1安打あたり50万円で、リーグ30位。ただ、1億円プレーヤー60人と比較すると、吉田より単価が低い選手は存在しない。

29本塁打は1本塁打あたり293万円で、リーグ11位。1億円プレーヤーで吉田より単価が低いのは、本塁打王の西武・山川穂高だけだ。年俸1億1000万円の山川は43本塁打を放ち、1本あたり255万円だった。

吉田の85打点は1打点あたり100万円。リーグ30位には入らなかったが、1億円プレーヤーで吉田のコスパを上回るのはまたしても山川だけ。120打点は1打点あたり91万円だ。

また、吉田の特筆すべき数字として、出塁率の高さが挙げられる。79四球は1四球あたり107万円。リーグ17位に入った。1億円プレーヤーで吉田より単価が低いのは日本ハム近藤健介のみ。近藤は推定年俸1億円で103四球を選び、1四球あたり97万円だった。

吉田の今季年俸は8500万円だから、コスパは1億円プレーヤーと比べると分かりやすい。いずれも1-2位となり、極めて優秀と言えるだろう。

吉田は敬遠数がリーグ1位。オリックスでは1人、厳しくマークされる中で高いコスパを叩き出した。価値ある成績が認められて、一気に年俸も跳ね上がった。来季も高いコスパを維持出来るか、注目したい。

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