平均3時間45分 台湾プロ野球はなぜ長い?

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台湾プロ野球(CPBL)で試合時間が長すぎることが問題となっている。日本でもネット中継を楽しんでいる人は少なくないが、ただでさえ時差のために試合開始時間が遅い上、試合進行の遅さで途中で観るのを諦めた人も多いのではなかろうか。

13日までに行われた42試合の平均はなんと3時間45分、日本や米国と比べてもはるかに長く、現在開催中の“ライバル”韓国プロ野球と比べても約35分長いという。

CPBLの過去のデータと比較しても「長時間化」は明らか。発足元年の1990年シーズンの平均試合時間は2時間46分。30年で1時間も伸びたことになる。CPBLの試合はなぜそんなに長くなったのか、台湾の大手メディア・自由時報はその理由として6つの原因を指摘している。

①投手の投球数が多すぎる
2010年の平均の球数は1試合278球だったが、今季は316球と38球も増えた。1球20秒としてもこれだけで12分以上試合が伸びる。投球間隔も長い。走者無しでは12秒以内と決まっているが、15日の試合では主審が投手に早く投げるよう注意する場面もあった。

②打高投低
今季のCPBLは平均打率.313と極端な打高投低。1試合当たりの安打数は23本、平均得点は14点。これでは試合は長くなる。

③守乱
1試合の平均失策数は2.09個。各チーム毎試合1回はエラーする計算で、昨季NPBワーストの阪神よりはるかに多いペースだ。

④飛ぶボール疑惑
今季は1試合平均2.65本と本塁打が多いのも特徴。昨季までは公表されていた使用球の反発力検査結果が、今季はなぜか公表されていないという。

⑤捕手の返球が遅い
複数の捕手が投球を受けるたびに2、3歩マウンドに歩み寄って山なりの返球をしている。これも投球間隔が長くなる原因だ。

⑥「チャレンジ」
CPBLは審判を補佐するビデオ判定制度を導入しているが、毎試合平均1回利用されるビデオ判定に平均2分20秒かかっている。さらに各チームの監督が積極的に「チャレンジ」を活用している。こちらは1回平均3分間を費やしている。

野球のコンテンツとしての価値や魅力を高めるために、MLBやNPBは時間短縮を進めている。

文/BBNEWS編集部 写真/CPBLTVより

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