巨人野上が初セーブ、救援陣は「みんなで穴埋め」

ニュース 巨人 DeNA

◆巨人5-4DeNA◆
巨人は27日、3点リードの九回に野上を投入し、2点を奪われながらも逃げ切った。抑えのクックが不在の中、救援陣の不安を露呈した。

野上は前回ヤクルト戦で3回無失点の投球が評価され、セーブのつく状況でマウンドへ。だが先頭の大和に四球を与え、二死満塁では筒香に2点適時打を浴び1点差。さらに二死一、二塁となったが、宮崎から空振り三振を奪い、何とか移籍後初セーブを記録した。原監督は「なんとか粘り切れればいいわけで。ややひやっとした所はありましたけど、しっかり踏ん張ってくれた」と振り返ったが、結果は1点差の薄氷の勝利だ。今後、クックの不在を誰がカバーするのかは見えていない。

23日に抹消したクックは右腕の張りからの回復が遅れ、最短の10日では戻れない見込み。当初、抑えは中川の予定だったがこの日は八回に投入した。原監督は「きょうのプランニングの中では八回に、一番強い打線のところに中川を、という部分において迷いはなかった。一番強いピッチャーをあそこで当てたかった。クローザーはうちの場合、現状は全員でカバーするという考え方。しかし、中川を七回に投入はないと思います」。宮本コーチも「今日は野上でいったけど。クックがいない間みんなで穴を埋める。そこで新たな何か生まれそうな気がするんだよね。昔はぴよぴよ方程式って言ったけど、今日は野上が生まれたし。FAで来てつらい思いもしたと思うし、もう一度花咲かす場を与えてあげたい」と期待した。

優勝へは昨季20敗した救援陣の建て直しが必須。首脳陣は八、九回に10戦無失点の中川を起用し、それ以外はこの日も登板した田原、戸根、野上も含めて、試合の中で勝利の方程式を形成していく構想だ。今村を28日に登録し、連戦中は中5日で先発を回す。先発も救援陣もやりくりは厳しいが、幸いながら巨人は貯金7で首位にいる。戦いながら、戦力を見極めるだけの余裕はある。

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