巨人苦戦?…楽天からFA 美馬学のコスパ

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FA宣言した楽天・美馬学の獲得を目指す巨人は、交渉に原監督が出馬した。「伝家の宝刀を抜いた」と書いたメディアもあったが、それほどまでに美馬は貴重な先発投手なのか。年俸あたりの成績=コスパで検証する。

美馬の推定年俸は6500万円。成績は8勝5敗。25試合で143回2/3を投げ、防御率は4.01だ。勝、登板数、投球回のいずれもパ・リーグ30位には入らないが、1億円以上の選手達と比較すると、美馬のコスパが分かりやすい。

25試合登板は、1試合あたり260万円。年俸1億円以上の選手で美馬より単価が低い先発投手はいない。年俸1億円以上で最も1試合あたりの単価が低い=コスパが良い先発投手は年俸1億1500万円のロッテ・石川歩で、425万円。美馬の1.7倍である。

8勝は1勝あたり812万円。またも、年俸1億円以上の選手の誰よりも単価は低い。1億円以上の選手で最も単価が低いねは13勝のソフトバンク・千賀滉大。年俸1億6000万円で、1勝あたり1230万円だ。美馬は2/3に過ぎない。

最も評価されている投球回は143回2/3。1回あたり45万円。同じく、年俸1億円以上で美馬より単価が低い選手はいない。年俸1億4500万円の広島・大瀬良大地は173回1/3を投げたが、1回あたり83万円。美馬の1.8倍だ。

各球団の提示額は3年4億程度。6500万円から倍増となる。仮に今季と同程度の成績を残すなら、コスパは1億円以上の先発投手としてはトップクラスだ。

美馬は球団内の年俸上位4位から10位以内に入るBクラスとみられる。獲得した球団は旧年俸の60%の金銭か、プロテクト外の選手1人と旧年俸の40%の金銭を楽天に補償するが、見合うだけの価値はあるだろう。

美馬の去就の現状と見通しだが、巨人、ヤクルト、ロッテが獲得を目指し、慰留する楽天は宣言残留を認める方針だ。美馬は家族と暮らすために在京球団を希望しており、残留の可能性は低い。神宮球場の印象は「狭い」と語っており、ヤクルトもないだろう。

巨人はマネーゲームに打って出る可能性があるが、ロッテ・井口監督と美馬は同じマネジメント「PAMS」に所属しており、BBnewsはロッテが有利と最初から書いている。原監督の出馬で巨人が巻き返せるか。

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