巨人への入団合意報道を「フェイクニュース」と否定した韓国KTの「4冠王」メル・ロハス・ジュニア(30)に、KTの地元市長が異例の「残留要請」を行った。
ロハスについては7日未明に一部報道で「巨人と大筋合意」と伝えられたが、ロハスは即座にツイッターとインスタグラムで否定した。
I have not made a decision yet on where i will play in 2021!
— Mel Rojas Jr (@melrojasjr) December 6, 2020
このインスタグラムにコメントを寄せたのがKTの地元・水原市のヨム・テヨン市長。
「まだ決定していないのであれば、2021年のシーズンも水原市民と共にいてもらえませんか?ロハス選手と一緒にチャンピオントロフィーを掲げることを夢見ています」
KTはロハスに対して残留要請を行い、すでに条件は提示済み。ロハスは今季のMVP受賞に際して「来年もKTで良い姿をお見せするようにしたい」と語っている。ただ、KTは「金の勝負になれば(日本の球団には)勝てない」と話しているほか、ロハス自身のメジャー志向が強い事も知られている。
ロハスに対しては巨人のほか、阪神、オリックス、メジャー3球団が獲得に関心を持っていると伝えられている。
文/BBNEWS編集部 写真/instagramより