巨人・沢村泥酔暴行と鈴木コーチ「重婚ダブル不倫」【事件簿2019】

巨人 企画・連載

二軍戦ながら、謎の登板回避…。4月6日DeNA戦で今季初先発した巨人・沢村拓一は4回4失点で降板。翌日に出場選手登録を抹消され、翌週の二軍戦で先発する予定だったが、登板を回避した。理由は「泥酔暴行」だった。

週刊誌が書いている。「エレベーターの中、男は同乗していた見知らぬ男性をにらみつけるといきなり胸倉に掴みかかった。隆々とした太い腕で、有無を言わさず男性の首根っこを締め上げると、そのままエレベーターの壁までドスンと突き飛ばした。筋肉トレーニングで鍛え上げられた圧倒的な腕力でミシミシと締め上げると、男性の首はポキッと折れそうなほどひしげた」

場所は歌舞伎町。沢村は泥酔しており、全く覚えていなかったという。警察への被害届はなく、当事者間で和解も成立した。ただ、沢村はトレード要員にも挙げられていたが、この「泥酔暴行」で獲得する球団はなくなった。

しかし、クックが負傷で離脱するなど救援陣が不安定な中、お鉢が回って来る。 5月17日に再昇格し、九回に登板した。沢村は11球のうち10球で150キロを超えるなど、最速153キロの剛球で押し、三者凡退。16年9月8日阪神戦以来、981日ぶりのセーブを記録した。

宮本投手コーチは「沢村も今日上がってすぐにね。彼には申し訳ないことをしたと思っている。先発、中継ぎと辛い思いをさせた。マウンドで気持ちが伝わってきて嬉しかったね。もう涙が出そうになったよ」。沢村は一軍に定着し、43試合で2勝13ホールド、防御率2.61の記録を残した。

一方、週刊誌に「重婚ダブル不倫」と書かれ、退団したのは走塁の名手・鈴木尚広コーチ。10月16日に退団し、17日に発売された週刊誌が「重婚ダブル不倫」を記事化した。巨人は19日の日本シリーズ直前に、一塁コーチ交代を余儀なくされた。

週刊誌の記事は、既婚者で子供もいる鈴木元コーチが医師の妻と交際し、鈴木元コーチがタキシード姿、女性がウエディングドレス姿で写真を撮っていた。それをペットボトルのラベルにしていた、といった具合で、「盗塁の神様が医師のセレブ妻を盗んだ」という見出しもついている。

暴行した沢村は逮捕されず、和解が成立したために首の皮が繋がったが、鈴木元コーチは「一身上の都合」で退団することになった。人気球団だけに、スキャンダルはつきもの。巨人の選手、スタッフは常に「球界の紳士たれ」と求められている。