巨人サンチェス「通用しない」堀内氏

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巨人元監督で沢村賞選考委員長の堀内恒夫氏がブログを更新し、先発2番手に期待されるサンチェスについて、「考え方」を変えないと通用しないとの見方を示した。

サンチェスは6日のヤクルト戦に先発し、4回2/3を8安打4失点。154キロをマークした一方、98球も要した。「いい球もあったが、失投も多くて反省が多い内容だった」とコメント。

原監督は「まだ変化球の制球や直球の精度は磨く必要があるでしょうね。特にセットポジション。ボールそのものの勢いはあると思うんですけれども」と課題を挙げた。

NPBのボールやドーム球場への適応を課題に挙げている右腕はオープン戦3試合で防御率10.57。この日も改善は見られない。開幕2戦目となる20日に先発するとなると、調整登板はあと1度しかない。

堀内氏は二回に2-0から雄平と吉田に安打されたことを踏まえて、「153~4キロのストレートだってストライクゾーンに甘く入ってくればそりゃ打たれますよ」と書いた。

ただ、原監督と同じように制球を問題視している訳ではない。もっとストライクゾーンだけでなく、ボール球を使うべきというのだ。

「ファウルにさせたり空振りさせたってストライクなんだから。それにバッターっていうのは追い込まれれば追い込まれるほどボール球を打ってくれるもんだ。そういった基本的な考え方をしっかり意識させていかないと」。

このままでは二桁勝利は難しいとしているが、スタミナが切れてきた五回以降にバタついた点は不安視していない。「基本、自滅するタイプではないとみている。今の野球は5回100球を投げてくれればいいわけだからだからこそ『考え方』を変えてほしい。じゃなきゃ彼のボールがもったいない」

サンチェスは韓国時代の19年は28試合で165回を投げて17勝5敗、防御率2.62。被本塁打はわずか2本だった。本塁打が出やすい東京ドームを本拠とする巨人はこの点も考慮して獲得した。

巨人の先発ローテーションは菅野、サンチェス、田口は確定。戸郷、鍬原、桜井、今村、宮国が候補に挙がる。菅野、田口以外は二桁勝利を挙げたことがない。ブルージェイズに移籍した昨季のセ・リーグ三冠投手・山口俊の穴を埋めるのは、サンチェスの役目となるが、果たして。

文・写真/BBNEWS編集部

◆サンチェス
背番号 20
フルネーム エンジェル・サンチェス
出身校 サントドミンゴ大
誕生日 1989年11月28日
年齢 30
身長 185
体重 88
所属履歴 サントドミンゴ大―ドジャース1A―マーリンズ2A―レイズ2A―Wソックス2A―パイレーツ―韓国・SK
キャリア 1年
投打 右右
年俸 3億4000万円
家族 既婚

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