巨人が東京ドーム「所有 」原監督「自分たちのもの」

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巨人が東京ドームの「経営一体化」を推進する。27日、三井不動産が東京ドームに株式公開買い付け(TOB)を実施し、完全子会社化すると発表した。巨人・原監督は歓迎した。

全株式の取得後に2割を読売グループに譲渡。読売グループは球団と球場の経営の融合を進める。三井不動産と読売新聞グループ本社、東京ドームの3社は資本業務提携を結ぶ。巨人・原監督は歓迎した。

買収総額は1205億円。東京ドームは香港のヘッジファンド「オアシス・マネジメント」が筆頭株主。オアシスは同社株式の9.61%を保有し、長岡社長の解任を要求するなどしていた。三井不動産がホワイトナイトとなる。TOBの価格は1株1300円で、26日の終値897円に約45%上乗せした。買い付け期間は11月30日から2021年1月18日まで。

原監督はこの日、山口オーナーにシーズン終了を報告したが、この中で話題に上ったと言う。「やっぱり後楽園、東京ドームというのは我々にとってかけがえのない場所。そういう中で、読売グループがこう、何て言うんでしょう、お金を出してくれて。『自分たちのもの』に近づくという部分においてはもう、有り難いの一言ですね。まあ望んでいる、という部分においては、ジャイアンツの選手も含め、OBの方もですね、大変喜んでいらっしゃると、そういうふうに思います」。

日本シリーズではソフトバンクに2年連続「4タテ」を喫したが、編成権も保持する「全権監督」として君臨している。後継には阿部二軍監督を指名。院政を敷く予定だ。「自分たちのもの」である東京ドームの将来にも思いをはせている。

読売グループはかねて、東京ドームに替わる新球場建設を検討し、築地などが候補地とされていたこともある。今回の買収を受けて、三井不動産や読売グループは将来的に、球場や周辺の再整備を行う見通しだ。

文・写真/BBNEWS編集部

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