巨人「緊張感足らず」また4タテ①

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◆ソフトバンク4-1巨人◆(日本シリーズ)
巨人がプロ野球史上初となる2年連続の4タテをくらった。「我が軍」の敗因は何か。力の差に加え、真剣勝負の機会が足りなかったのも響いた。

セ・リーグを独走し、9月15日に優勝へのマジックナンバー「38」が点灯した。今季72試合目だった。原監督は「マジックは本当に意識していない。残り5ぐらいになったらちょっと意識する。まさにマジックだから。明日になればまた横一線での勝負。それに備えるだけ」と話したが、そんな訳はない。

この時点で2位阪神と10.5ゲーム差。今季はコロナウイルス感染拡大により、例年の143試合から120試合に削減されており、セはクライマックスシリーズもない。巨人は残り48試合を日本シリーズへ向けた主力の「調整」や戦力の見極めに充てることとなった。リーグ優勝を決めたのは10月30日で、111試合目。マジック点灯から39試合を要した。

原監督はマジック点灯後、日本シリーズ制覇へ向けて先発投手の選抜を行い、畠と今村を先発として、桜井と田口、高橋を中継ぎに起用することを決めた。また、腹心の大塚副代表は15人前後の「リストラ」を宣言していた。編成権も持つ指揮官は陽岱鋼、田中俊、立岡ら野手陣をふるいにかけた。戦力になるのか、解雇すべきなのか。

11月14日、逆転でパ・リーグ優勝を果たしたソフトバンクはロッテとのクライマックスシリーズ初戦に臨んだが、巨人は横浜スタジアムでDeNAと最終戦を行った。

ソフトバンクがロッテに逆転勝ちする一方、巨人はエース菅野がファームでの調整を経て先発し、5回47球で1安打無失点と余裕の投球。七回まで3点あったリードを守れずサヨナラ負けした。

力の差があるセの5球団と試合をしただけで、「ガチンコ」の勝負を勝ち抜いたソフトバンクと対戦することになった。

文・写真/BBNEWS編集部

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