巨人「実力勘違い」また4タテ②

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◆ソフトバンク4-1巨人◆(日本シリーズ)
巨人がプロ野球史上初となる2年連続の4タテをくらった。「我が軍」の敗因は何か。一つは、原監督の「勘違い」だ。

25日の試合後、原監督は敗因を語った。「打線がなかなか機能しなかった。(第1戦から)1点、2点、0点、1点か。やっぱり攻撃型のチームという中で攻撃がなかなか機能しなかったですね」

今シリーズは全試合でDH制を採用した。ソフトバンクの工藤監督が提案し、原監督は「有利、不利は度外視」と賛同した。かねてDH制をセも導入すべきと主張してきた。野球人口の増加につながり、「教育的」との理由からだ。「野球界を発展させるという部分において、やはり一歩踏み出す必要がある」とも述べていた。

ただ、これは攻撃力で上回るという見込みがなければ、負ける確率を高めるだけである。


指揮官は「力のある球を打てなかった」ことも認めている。

16日、東京ドームでの全体練習では、投球マシンの球速を160キロに設定し、実際には振らずに目を慣らした。原監督は「パ・リーグ全体に言えることだよね」と、千賀ら速球派を念頭に置いていた。

攻略には自信があった。「昨年は日本シリーズの準備、教育ができていなかったことも一つの反省。勢いでいったが、現実的になかなか勢いではいけなかった。そういった点において、準備は昨年に比べたら選手個々、チームともにできている」 

実際は、千賀には7回3安打6三振で無得点に抑え込まれ、モイネロには9打数無安打で8三振。セ2冠王の岡本が1安打に終わり、坂本は14打数で7三振。早打ちが目立った丸も15打数で2安打だった。

「昨年より今年のスタートラインの方が、高い位置からスタートしている」と原監督はシリーズ開幕前に宣った。DH制の「快諾」も含め、打力の差を認識していなかったと言わざるを得ない。

文・写真/BBNEWS編集部

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