巨人、4タテ雪辱へ「黙って勝負」原監督

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巨人が福岡に乗り込み、28日からソフトバンクと3連戦を行う。日本シリーズでプロ野球史上初となる、2年連続の4タテを食らってから半年あまり。リベンジの機会がやってきた。

ソフトバンクには19年の交流戦以来、9連敗中。日本シリーズだけでなく、交流戦にも苦い思い出が沢山ある。

19年は交流戦優勝をかけて最終戦に激突した。原監督は「甲子園の決勝」と位置づけたが、エース菅野がプロ最短の1回0/3でKOされた。リリーフの森福は満塁弾を被弾。「森福の恩返し」などと揶揄された。

そして昨年の日本シリーズ。全試合でのDH制採用を工藤監督から提案され、快諾。「有利、不利は度外視」と息巻いたが、打力重視の力勝負を挑んで返り討ちにされた。あまりの実力差に、「巨人が弱すぎて腹がたった」として、ソフトバンクのファンが東京ドームなどに爆破予告をし、逮捕される事件まで起きた。
・「巨人弱すぎて」爆破予告、ソフバンファン逮捕

4連敗した後、原監督は「攻撃型のチームが攻撃が機能しなかった。私もコーチも一回りも二回りも大きくならなければならない」と話していた。今季は故障者が続出しており、エース菅野、キャプテン坂本、FAで獲得した外野のレギュラー梶谷、新外国人のテームズらが離脱している。救援陣は勝ちパターンが確立されていない。

大きくなった姿を見せられるか。

文・写真/BBNEWS編集部

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