山本、9回1安打の好投も見殺し・・・オリ5戦未勝利

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12球団で唯一、今季未勝利のオリックスは、先発した山本由伸が強力ソフトバンク打線を相手に八回一死まで無安打、9回1安打の快投を見せたが、打線が沈黙。延長十二回で引き分け、初勝利はお預けとなった。

今季から先発に転向した二十歳の山本は、緩急をつけた投球でソフトバンク打線を翻弄した。二回にグラシアル、三回に甲斐に四球を与えた以外はほぼ完ぺき。八回、失策から一死二塁のピンチとなり、松田に左前打を許したが、佐野の好返球で本塁で封殺。九回を100球で投げ切った。「四球を2つ出してしまったことは反省点ですが、ここまでしっかりと準備してきたことが試合に出せたと思います」と納得した様子だった。

後を受けた増井、澤田、吉田の3投手もそれぞれ1回を無安打に抑えた。

だが、打線は一、三、六、八回と得点圏に走者を進めながら拙攻の連続。特に八回裏は酷かった。無死二、三塁の絶好機に福田が三振、続く西浦の中飛で二走佐野が帰塁出来ず、併殺打で攻撃終了だ。

西村監督が掲げる「Be Aggressive」のスローガンも虚しく聞こえる。七回だ。先頭の頓宮が安打で出塁するも、続く大城への指示はガチガチの犠打。だが併殺に終わり、西村監督はよほど悔しかったのか、一塁アウトの判定にリクエスト。これまた失敗に終わる始末だ。

ケチのつき始めは29日の開幕戦。八回に2点差を追いつかれると、延長十回には一死三塁から2者連続敬遠で満塁策。中田にサヨナラ満塁弾を浴びたのはご存知の通りだ。翌30日も九回に2点差を守りきれず、延長十二回で引き分け。

3敗1分けで迎えたこの日こそ、流れを変えそうな力投を二十歳の山本が見せたのに、打線が見殺しにした。そろそろ積極性を見せて、初勝利が欲しい。

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