同点のはずが…阪神が走塁ミスで敗戦

阪神 ロッテ

◆ロッテ5-4阪神◆
阪神が目を疑うような手痛いミスで試合を落とした。

1点を追う九回の攻撃、先頭のマルテが安打で出塁し、代走植田が盗塁後に梅野が進塁打で一死三塁と同点のおぜん立てが整った。そして高山の打球はレフトへのライナーに。清田が倒れこみながら地面すれすれでダイレクトキャッチ。見ていたファンはタッチアップで同点と確信したが、三塁走者の植田はその時、本塁付近で呆然と立ち尽くしていた。清田から三塁へとボールが送られて併殺が完成、試合終了となった。打った高山も唖然とするあっけない幕切れだった。

試合後、矢野監督は「俺がサインを出しているんだから。カイ(植田)を責めることはない。おれがそういう指示を出しているんでね」と、バットがボールに当たった瞬間にスタートを切る作戦だったことを示唆した。

ただ、こうした作戦でも今回のケースでは途中で打球の行方を見極めていれば、少なくともダブルプレーは避けられたし、判断が早ければ植田の足であれば同点ホームを踏めた可能性もある。作戦が悪かったのか、選手の判断の問題かはさておき、明らかな走塁ミスには変わらない。「指示通りだったから」と見過ごしていては広島の背は遠くなるばかりだろう。

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