◆オリックス4-5日本ハム◆
オリックスが3連敗し、借金は再び10になった。交流戦で勝ち越したのに、後半戦は2勝6敗だ。
先発・山岡が5回5失点と踏ん張れず、打線も毎回走者を出しながら11残塁。五回の勝ち越し適時打は、大城が追いつきながら取れなかった。
1点差に追い上げたが、西村監督は「なんとしてもしのいで逆転に持ち込みたかったんですけど。取れるところで取っておかないと。2点は取ったけど(五回の)3点が最後に重くなってしまった」。
7勝を挙げている山岡は責められない。打率、得点、本塁打、出塁率といった主なチーム打撃成績はいずれもリーグ最低で、失策は最多。チーム防御率は3.91で3位なので、勝てない理由が野手陣にあるのは明らかだ。山本ら若い先発陣を援護出来ない展開が常態化している。
この日は吉田正が3打点と孤軍奮闘したが、シーズンを通じて同じような状況だ。打率.303、17本塁打、54打点はチーム三冠王。続くのがロメロの8本、大城の28打点といずれも吉田正の半分以下では寂しい。
3位楽天とは6.5ゲーム差。残り50試合、吉田正以外の野手陣の奮起が求められる。