吉川尚は別メニュー、山本は痛恨失策…巨人のセカンド誰に?

巨人 ストーブリーグ

巨人の来季の二塁手はどうなるのか。

今季、「一番・二塁」で開幕スタメンを勝ち取った吉川尚輝が順調であれば本命なのだが、11試合で腰痛のために一軍を離脱。シーズン後半にファームで実戦に復帰したものの、一軍への再合流は果たせなかった。現在、行われているファームの秋季練習でも、ウォームアップ後はサブグラウンドで別メニュー調整。腰の状態は思わしくないようだ。

その吉川尚の穴を埋めて今季92試合に出場したのが山本泰寛だが、打率.232、本塁打2本と打撃面でも物足りなさがある上に、ソフトバンクとの日本シリーズでは勝敗を左右する失策を2度重ねてしまった。

77試合に出場した若林も、打率.239に9失策。スピードは魅力だが、打撃に力強さがなく、レギュラー確保には攻守両面で一皮むける必要がある。

62試合に出場した田中俊太も、打率.224で4本塁打14打点と物足りない。

そこに浮上したのがFA宣言したロッテの選手会長・鈴木大地だ。二塁と三塁を守れ、今季は一塁にも挑戦した。原監督は4日、「慎之助の穴を埋めるというのと、選手層を厚くするというのにおいては、非常に今のジャイアンツには必要な選手じゃないかと思います」と、鈴木の争奪戦に参戦することを明言した。

吉川尚は井端元コーチら首脳陣が、スピードと守備を絶賛した期待の素材。いずれは遊撃に吉川尚を固定し、坂本勇人を三塁に回す構想もある。一日も早い復帰が望まれるが、無理はさせられない。

原監督が小林誠司でなく、攻守に高く評価する大城卓三を捕手に固定した場合、岡本が一塁へ回り、鈴木が三塁を守るケースも出てくる。

来季こそ日本一へ。今季泣き所となった二塁を埋めることが、野手陣の整備では先決だ。

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