台湾投手がSNSで「サイン盗み」告発 

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台湾プロ野球(CPBL)楽天モンキーズの抑え陳禹勳が、1日の統一ライオンズ戦後に二塁走者の動きが映った試合の動画をSNSに投稿、サイン盗みを告発した。

陳禹勳は「みんな、よく見て」と二塁走者・陳傑憲を拡大した動画をFacebookに投稿した。

九回二死一、二塁の場面。1球目、2球目、3球目で、陳傑憲の左手の動きが違っているのが分かる。この場面は結局、代打・張偉聖が三振に倒れた。

この指摘に対し、陳傑憲は「サインは盗んでいない。二塁走者は相手を惑わすために様々な動きをするもの。相手投手が私の動きに注意すればするほど、味方打者の成功率は高くなる」と疑惑を否定。統一の林岳平監督も「サイン盗みはしていない。彼(陳禹勳)は守り切ったではないか。今後は二塁走者は気をつけの姿勢にさせようか」と疑惑を笑い飛ばしている。

「サイン盗み」では、MLBのアストロズがワールドシリーズを初制覇した2017年から18年途中まで、電子機器を使った不正行為を行っていたことが大問題となったが、台湾でも2017年に陽岱鋼の兄・陽耀勲が二塁走者に出た際の動きに助っ人投手が激怒、乱闘騒ぎに発展した事がある。

その陽兄弟は現在、岱鋼が兄との絶縁を宣言。従兄弟の張奕とも絶縁状態と、“場外乱闘”を展開中だ。
巨人・陽岱鋼、いとこのオリックス張奕とは「絶縁状態」?

文/BBNEWS編集部 写真/Facebookより

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