台湾プロ野球(CPBL)は8日、2位の楽天モンキーズが中信の追撃をしのぎ切って辛勝、中信のマジック減らしを阻止した。
雨のために中断した4月23日の試合の続き、楽天が4-1の3点リードで三回裏中信の攻撃から始まったこの試合。中信は開始直後の三回裏に2点を取って追撃ムードを作ると、七回に同点に追いついた。
楽天も意地を見せて八回に勝ち越し点を挙げ、九回一死一塁の場面で中信の四番打者・林智勝が放った右前打かという当たりを右翼・成晉がスライディングキャッチ。飛び出していた一走・王威晨もアウトに。楽天が逃げきった。
これで中信のマジックは「3」のまま。前期優勝は最短で11日以降になった。
懸命な応援も及ばなかった中信チアチーム「Passion Sisters」はインスタグラムで残念がった。
前期大詰めのCPBL、8日終了時点の順位は以下の通り。
1位 中信 34勝21敗 M3(残5)
2位 楽天 29勝24敗 4.0(残7)
3位 統一 25勝32敗 10.0(残3)
4位 富邦 21勝32敗 12.0(残7)
文/BBNEWS編集部 写真/CPBLTVより