台湾プロ野球(CPBL)中信ブラザーズが14日、統一ライオンズを6-1で破り、前期優勝を決めた。
マジック「1」としていた中信は、1点リードの三回表から始まったこの試合で、三回に許基宏らの適時打でいきなり3点を追加、六回にも2点を追加。守っては先発の德保拉(ホセ・デポーラ)が2日にまたがる「完封」を達成した。
この日は平日の敵地にもかかわらず、スタンドは黄色の中信ファンで満席に。優勝の瞬間は黄色の紙テープが一斉にグラウンドに投げ込まれた。
自力優勝を決めたために、優勝セレモニーも胴上げも無事行われた。自力優勝を決めなかった場合、統一ライオンズが「掃除のために出て行ってもらう」と、2位楽天の敗戦待ちの胴上げを事実上認めないとしていた。
CPBLも新型コロナウイルス対策のガイドラインで、「密」は避けることになっているが、この日は無礼講となった。
文/BBNEWS編集部 写真/CPBLTV、中継映像より