台湾の中華職業棒球大連盟(CPBL)は1日、第4回防疫会議を開き、4月11日に無観客試合で今季の開幕試合を行う事を決めた。
新型コロナウイルスで世界各国のプロ野球開幕が遅れているが、台湾が先陣を切る。台湾は徹底した水際対策が成功しており、1日までに確認された患者数は329人(死者5人)に抑えられている。
決定によると、スタンドに入場できるのはホーム側チアリーディングチームのみで、一般客やビジターチームのチアリーディングチームは不可。選手や関係者同士の接触も極力少なくする措置を取るという。いつまで無観客で開催するかは未定だが、例年通り各球団120試合を消化する予定だ。
呉志楊コミッショナーは「感染拡大の突破口とならないよう、ファンは球場周辺からの観戦も控えて欲しい」と呼びかけている。
文/BBNEWS編集部 写真/CPBL公式サイトより