台湾プロ野球の「コロナ予防措置」 NPBも共有

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台湾プロ野球の楽天モンキーズが22日から今季初の遠征に出ているが、新型コロナウイルスの感染防止に神経を使っている。

台湾メディアの報道によると、本拠地の桃園から中信ブラザーズの本拠地・台中までの移動は全員がバス。自家用車や公共交通機関を使っての移動は禁止された。さらに、ホテルでは朝食が提供され、午前中の外出は禁止。昼食も球団が出前を頼み、外食は一切禁止だ。午後は試合のために球場に向かうが、それもバスで一斉に移動する。

試合後はバスでホテルに戻り、ホテルで夕食が提供される。その後、1時間に限って外出が許されるという。つまり、球場と夕食後の1時間を除けばホテルに缶詰めとなる。初日は夕食後の1時間に外に出る選手はいなかったようだ。

もし、一人でも感染すればクラスターが発生するのでは…と心配にもなるが、台湾は23日時点で感染者数が427人(死者6人)と封じ込めに成功している。選手が公共交通機関や「夜の街」などで未知の人物と接触しなければ大丈夫という判断だろう。

こうした台湾の「実情」は楽天イーグルスを通じてNPB各球団にも共有されている。ただ、外出規制はともかく、バスでも「最大4時間程度」という台湾の移動距離に比べ、日本のそれはけた違いだ。特にパ・リーグでは札幌~福岡間のバス移動は厳しそうだが、台湾の知見をどう生かせるだろうか。

文/BBNEWS編集部 写真/中信球団配信映像より

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