台湾プロ野球、本塁打新記録 後期は「飛ばないボール」に

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台湾プロ野球(CPBL)は23日、記者会見を開き、後期(24日開幕)から反発係数を引き下げた飛ばないボールを使用すると発表した。

CPBLの前期日程では、開催された120試合で計327本の本塁打が飛び出し、2016年前期の297本の記録を大幅に更新。シーズン中に反発係数を計測した結果、「回復係数」が0.574と、球団代表者会議で申し合わせた0.550~0.570を上回っている事が確認されていた。公式球を供給しているサクライ貿易は「天候のため」と釈明したという。

後期から使用されるボールの回復係数は0.563。前期は4球団のチーム打率が.329〜.280で四割打者も生まれた極端な「打高投低」だったが、後期は是正される見通しだ。

ただ、納入されたボールがまだ余っているようで、二軍は「飛ぶボール」を引き続き使用する。前期の二軍の防御率は平均6.49で、地元メディアからは「これでは若手投手が自信をつけられない」という批判も上がっている。

文/BBNEWS編集部 写真/instagramより

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