原監督「元サヤ」チクり “阿部ヘッド”来季誕生へ

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◆広島3-5巨人◆
巨人の元木ヘッドコーチが2日から復帰する。腹痛のために病院に行き、虫垂炎と診断され手術を受け入院していたが、順調に回復した。

不在の間、阿部慎之助二軍監督がヘッドコーチ代行を務めた。原監督が有力な後継者に帝王学を授けた。全権監督は「順調に回復しているようですし。思ったよりも長く代行でやってくれて、けれん味のない言葉というのは私もコーチの人たちも選手も非常に新しい風がパーと吹いたというか。いい影響を与えてくれたと思いますね。元のサヤに戻ると言うことですね」

相変わらず「風がパー」と吹いている発言だが、「けれん味」という言葉は興味深い。様々な意味や使われ方があるが、元木コーチはハッタリや派手な演出という点で「けれん味」だらけ。阿部代行とは対照的だ。

現役時代に「クセ者」として知られた。隠し球、清原和博と共にカンチョー、後輩が妻からもらったネックレスを引きちぎる、靴紐を固く縛ると、紳士の球団らしからぬ王道から外れた行動に終始した。三塁コーチとして昨季復帰すると、得意の口八丁で時には選手を乗せ、時には気合を入れた。原監督も気に入り、我が軍のヘッドへ昇格した。インスタライブでも原監督へのゴマスリはなかなか冴えている。

だが、原監督は紳士のスポーツ・ラグビーが好き。「胸と胸を突き合わせて」正々堂々と戦うのがスタイルである。阿部代行はKOされた田口の耳元で怒鳴りつけ、ベンチを凍りつかせたそうだ。緊張感をもたらすという点で、某独裁者に憧れる原監督のお気に召した。

9勝5敗で任を終え、「勝ち越せたのですごくうれしい。色々勉強させてもらって、二軍でも役に立てるようにやっていきたい。原監督は決断力はびっくりさせられることが多くて。決断を早くすることでチームがうまく回るんだなと」と阿部代行。

来季は2人の立場が入れ替わり、「阿部ヘッド」「元木二軍監督」になると見られている。ポスト原、院政へ。予行演習が無事に終了した。

文・写真/BBNEWS編集部

◆元木大介
背番号 77
カナ モトキ・ダイスケ
出身校 上宮
誕生日 1971年12月30日
年齢 48
血液型 O
身長 180
体重 82
所属履歴 上宮(甲)
キャリア 17年
投打 右右
ドラフト年度 90
ドラフト順位 1
公式戦初出場 92年4月8日阪神=東京ドーム
年俸 4000万円
昨季年俸 2000万円
家族 既婚

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