◆DeNA9-11楽天◆
雨で15分遅れて始まった試合は大荒れ。初回だけで1時間7分かかり、両チーム計10安打8四球13得点。4投手で計101球を要した。
まずはDeNA先発・大貫が先頭から二塁打、二塁打、四球、二塁打、四球、単打、四球で降板し、4安打6失点。「積極的に振ってくる打者が多い中で、ストライクゾーンに集めすぎてしまいました。チームや、負担をかけてしまう中継ぎ陣に申し訳ないです」と弁解した。
これで試合は決まったかに思えたが、楽天も酷かった。古川が二塁打を浴びると、3連続四球で押し出し。ロペスの2点適時二塁打、大和は適時打で2点差となり、古川はKOされた。さらに神里に3点適時二塁打が飛び出し、DeNAが逆転した。「点差があったので攻めの投球をしようと思っていました。野手の皆さんに申し訳ないです」とは古川の弁。
楽天は二回の守備から、捕手を太田から山下に交代した。懲罰交代にも見えたが、8-9の七回に山下が逆転2点本塁打を放ち、試合を決めた。「こすった当たりで、どこに飛んだかわからなかった」と山下は左翼ポール際への当たりを振り返った。
四球も多く、打撃戦とは言えない。プロなら締まった試合を見たい。