元中日チェン台湾復帰へ コミッショナーと「面談」

NPB(プロ野球) スポーツ エンタメ・話題 中日 CPBL(台湾プロ野球)

マリナーズからマイナー契約を解除された元中日のチェン・ウェインが、台湾プロ野球(CPBL)に参加する可能性が高まった。

チェンは、CPBLの呉志揚コミッショナーと9日に会食して意見交換を行う事に同意したという。呉コミッショナーはこの席でCPBLへの参加を改めて要請し、条件などを話し合う予定だ。チェンが同意すれば、20日のCPBLドラフト会議にエントリーされ、24日開幕の後期シーズンに参戦が可能となる。

チェンに対してはCPBL加盟の複数球団が「加入すれば大変な人気になる」などとラブコールを送っている。ドラフト指名権3巡分を使う特別ルールが適用されるとみられることから、どの球団が指名に踏み切るかは不透明だが、獲得意思を持つ球団があるのは確実だ。チェンも、このタイミングで呉コミッショナーとの会食に応じることから、台湾球界復帰には前向きとみられる。

チェンは2016年にマーリンズと5年8000万ドルの大型契約を結んだが、左肘の故障などのために16~18年で13勝、昨季は中継ぎで45試合に登板して防御率6.59に終わり、20年の契約を残して戦力外となった。今季はマリナーズとマイナー契約を結んでいたが、新型コロナウイルスのためにマイナーリーグが中止となり、解雇の憂き目に遭った。現在は台湾でトレーニングを続けている。

文/BBNEWS編集部 写真/Facebookより

関連記事