元中日チェンに台湾の“名将”がラブコール「超大物、大変な人気になる」

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マリナーズからマイナー契約を解除された元中日のチェン・ウェインに、台湾プロ野球(CPBL)の名将もラブコールを送った。

富邦ガーディアンズを指揮する洪一中監督が3日、「チェンは超大物選手。もしCPBLに来れば、大変な人気となるだろう。ファンは彼の投球を観たくなる。当然、CPBLにとってはいいことだ」と述べた。洪監督はCPBL最多勝、最多優勝記録を持つ名将だ。

チェンは2016年にマーリンズと5年8000万ドルの大型契約を結んだが、左肘の故障などのために16~18年で13勝、昨季は中継ぎで45試合に登板して防御率6.59に終わり、20年の契約を残して戦力外となった。そして今季はマリナーズとマイナー契約を結んでいたが、新型コロナウイルスのためにマイナーリーグが中止となり、解雇の憂き目に遭った。

そのチェンの去就は台湾では一大関心事で、これまでに楽天モンキーズの曾豪駒や統一ライオンズの林岳平監督が「台湾復帰」を熱望している。一方で、古巣・中日の加藤球団代表の言動や、米メディアの「日本か韓国でプレーするのが最善の道」といった報道なども逐一報じられている。

台湾プロ野球のドラフト会議は7月20日に行われるため、台湾復帰の有無は近々結論が出るとみられる。

文/BBNEWS編集部 写真/Facebookより

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