元ヤクルト・ブキャナン韓国で好調 理由は日本での「予防注射」

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昨オフにヤクルトを退団、今季から韓国プロ野球(KBO)サムスン・ライオンズでプレーしているブキャナンが好調だ。ここまで11試合に先発して7勝と最多勝争いの2位に付けている。韓国メディアは好投の原因は日本球界での「予防注射」にあると伝えた。

ブキャナンは今季、11試合で70回2/3を投げて防御率3.82で7勝3敗。敗戦した3試合で5~10点の大量失点を喫したが、それを除く8試合ではいずれも2失点以下と安定感を見せている。被打率が.252、被出塁率は.309と、決して低くはないのだが、粘り強い投球で失点を防いでいる印象だ。

韓国メディア・イルガンスポーツは、そんなブキャナンの最大の強みを「盗塁を許さない事」と分析した。今季のKBOで、規定投球回数以上を投げてまだ盗塁を許していない投手はブキャナンを含め3人いるが、盗塁企図が1度もないのはブキャナンだけだ。

KBOでは、メジャーリーグで実績のある投手が期待外れに終わる原因の多くが、クイックモーションができない事。しかし、ブキャナンのクイックはリーグトップクラスで、ランナーに走るスキを与えていないのだという。

その理由はヤクルトでの3年間。サムスンのホ・サムヨン監督は「外国人投手が韓国に来て最も難しいことの一つは、アジアの野球への適応。ブキャナンは、すでに(日本で)予防注射済みだ」と語っている。

日本時代はそれほどクイックモーションが注目された訳ではないブキャナンだが、NPBで身に付けたスキルが新天地で生きているようだ。

文・写真/BBNEWS編集部

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