佐々木朗希、西純矢の「ライバル」韓国で2桁勝利…激闘から1年

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韓国プロ野球(KBO)KTウィズの高卒ルーキー、ソ・ヒョンジュン投手が12日のハンファ・イーグルス戦に先発、6回1/3を6安打2失点の好投で、10勝目を挙げた。現ブルージェイズの柳賢振以来の高卒新人二桁勝利で、新人王をほぼ当確にした。

ソ・ヒョンジュンは1年前のU-18ワールドカップで韓国代表のエースとして日韓戦に先発。佐々木朗希(ロッテ)、西純矢(阪神)らと投げ合った。

先発・佐々木朗は1イニング0封も血豆のため降板。試合前のプルペンで既に、豆が出来ていたとみられる。


西純は緊急登板も五回まで韓国打線を封じた。

ソ・ヒョンジュンとの対戦では森敬斗(DeNA)、石川昴弥(中日)、宮城大弥(オリックス)、西純がそれぞれ1安打を放った。

しかし、この試合は、七回に日本代表がソ・ヒョンジュンを捉えて2点を奪ったが、八回に宮城が石川昂の悪送球もあって同点に追いつかれ、タイブレーク方式の延長戦へ。日本代表は十回表に武岡龍世(ヤクルト)の二塁打で2点を奪ったが、その裏に3点を返され逆転サヨナラ負けを喫した。

ソ・ヒョンジュンは今季、ここまで18試合に登板して98イニングを投げ、10勝5敗、防御率4.32。8月以降は6連勝を挙げ、「スーパールーキー」と呼ばれている。


同じ試合で戦った佐々木朗や西純、宮城、ベンチで戦況を見つめた奥川恭伸(ヤクルト)にとっては、かつてのライバルの活躍はいい刺激となるだろうか。

文・写真/BBNEWS編集部

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