いざ開幕。12球団のスローガンから今季を読む。
西武は「Leolution!」。変革や発展を意味する「Revolution」と獅子「Leo」を合わせた造語だ。
昨季はパ・リーグ2連覇を果たした。今季はライオンズ命名から70年。 「チーム、そして選手ひとりひとりの変革がライオンズのさらなる栄光時代の幕開けとなる」という想いが込められている。リーグ3連覇、そして悲願の日本一に向けて戦う。
辻監督は言う。
「ライオンズ命名から70周年という記念となる2020シーズン、新たな時代を築く「元年」となるべく、昨年、一昨年に成し遂げることができなかった「日本一」を、絶対につかみ獲るという強い決意で、2020シーズン臨んでまいります。
2020シーズンも、メットライフドームにご来場いただきチームへ温かいご声援を宜しくお願いいたします」
新たな時代を築くメンバーとなりそうな、若手の台頭が目立つ。投手では高橋光、今井、松本、平良が昨夏、成長を見せた。野手では川越、鈴木、呉念庭が飛躍のきっかけを掴みつつある。
日本一は08年が最後。当時のメンバーでは栗山、中村が残っている。川越らが彼らに取って代わる可能性はある。チームの中心メンバーの山川穂高や森友哉、金子侑司、源田壮亮はまだ20代だ。
西武がリーグ3連覇を果たせば、1990年から5連覇して以来となる。辻監督は「一番・二塁」だった。節目の年、新たな黄金期の幕開けとなるか。
文・写真/BBNEWS編集部