丸、長野、陽・・・終盤に見えた巨人新旧外野陣のドラマ

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◆巨人4-5広島◆
丸佳浩と長野久義、そして陽岱鋼。巨人の新旧外野陣のドラマが交錯する、終盤の攻防だった。

まずは広島からFA加入した丸だ。同点の八回、左腕フランスアの直球を、身体を開かずに右翼スタンドに叩き込む2点本塁打で巨人が勝ち越した。さすが二年連続セリーグMVP。ここぞの場面での勝負強さは、移籍しても変わらない。

そして丸の人的補償で広島へ移籍した長野だ。中堅でスタメン出場したが、途中から左翼へ回っていた。広島が逆転した直後の九回裏、一死から田中の左飛を長野が落球し、記録は失策。続く代打阿部が四球で出塁し、一死一、二塁となった。長野は開幕3戦目でも、左飛を取れずに適時打にして、負けに繋がった。丸と違い、新天地で慣れない左翼守備を強いられ、悪戦苦闘している。今後も巨人をアシストし続けるのか。

そして陽岱鋼だ。長野が演出したサヨナラの好機に、代打で登場した。長野の移籍後、右翼を守ることが増えた。しかし、今季の得点圏打率は10打数0安打の0割。11打席目もやはり二ゴロ併殺で試合は終了した。年俸3億円を貰いながら、この勝負弱さだ。

移籍しても活躍する丸と、苦闘する長野。同じくからっきしの陽岱鋼。丸の獲得はプラスだったが、プロテクトするなら長野にすれば良かった…非難を散々浴びた原監督はそう思っているかもしれない。

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