中日3点守れず「早めに代えたけど…」与田監督

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◆阪神4-4中日◆
中日は一時3点リードしたが、終盤に追いつかれて白星を逃した。

3点リードの四回の守りでは、無死一塁から佐藤輝の飛球をガーバーがバンザイ。記録は二塁打で、無死二、三塁となり、ロハスのニゴロと梅野の適時打で1点差に迫られた。

そして七回、二死無走者から原口に安打を許したところで与田監督は2番手の祖父江に変えて福を投入したがこれが裏目に出る。福は盗塁と四球で二死一、二塁とし、糸原に同点適時打を浴びた。

与田監督はガーバーの守備については「初めてのスタジアムということもあるし、起用しているのはこっち」と庇いながら「いろんな意味で慣れてもらうしかない」と“変身”を期待した。七回の継投については「そういうこと(左打者が続く場面だったこと)も含めて早めに代えましたけど…。次は期待に応えてくれるでしょう」と歯切れが悪かった。

この日はカード2000試合目、与田監督300試合目のメモリアル・デー。二回に高橋が今季1合となる逆転2ラン、四回には木下拓が3号2ランを放ち、甲子園では19年4月13日以来、約2年ぶりとなる1試合2発を放っただけに勝ちきりたかった。

文・写真/BBNEWS編集部