米マーリンズから戦力外となった元中日のチェン・ウェイン投手がTwitterに惜別の辞を綴った。
謝謝馬林魚的成全,對接下來的挑戰,我將繼續全力以赴!
— Wei-Yin Chen(一生懸命) (@WeiYinChen16) November 21, 2019
チェンは「マーリンズの全てに感謝。今後の挑戦にも引き続き全力で向かっていきます!」と書いた。
マーリンズは20日にメジャー40人枠からチェンを外しており、27日までにマイナー降格かトレード、あるいは解雇の措置が決まる。台湾では、チェンの来季契約に注目が集まっており、各メディアが「古巣の中日が関心を寄せている」というニュースを大きく取り上げている。
一方で、台湾投手としては最多のメジャー通算68勝を誇る王建民氏は21日のイベントで「諦めずに努力を続ければ必ずメジャーに復帰できる」と、マイナーでチャンスを待つよう勧めている。
チェンは2004年から2011年まで中日に在籍し、通算36勝30敗、防御率2.59。2009年には防御率1.54で最優秀防御率のタイトルも獲得している。
2012年のメジャー移籍後は8年間で59勝51敗、防御率4.18。ただ、2016年に5年8000万ドル(約87億円)で移籍したマーリンズでは4年間で13勝19敗、防御率5.10と振るわず、今季は中継ぎに降格して45試合に登板、防御率6.59という成績に終わり、契約を1年残して戦力外となった。