◆中日3-1ヤクルト◆
中日の勝野が今季無敗のヤクルト・小川に投げ勝って初勝利を挙げた。
最速150キロの直球にスライダー、フォーク、カーブを織り交ぜて三回までパーフェクト。四回に村上に適時打を浴びたが、その後は走者を出しながらも粘りのピッチング。自己最長の8回を投げ4安打無四球1失点、6奪三振の好投を見せた。
同点の八回に代打を送られたが、その代打・武田のバントが小川の暴投を呼んで好機が拡大、無死満塁から大島の2点適時打で勝ち投手の権利を得た。
勝野は前回7月25日の阪神戦でも6回4安打無失点と好投しながら83球で降板し、それまでに味方の援護がなかったために白星が付かなった。しかし、今回は味方の援護が間に合っての勝利。「とにかく相手に1点を与えない、『勝つ』という気持ちを持って投げた」とこの日の投球を振り返った。
1年目の昨季は5月に初勝利を挙げたが、その後は故障に苦しんだ。お立ち台では「怪我をしてたくさんの人に支えてもらった。この調子でどんどん勝って、恩返ししたい」と力強く語った。
文・写真/BBNEWS編集部
◆勝野昌慶
背番号 41
カナ カツノ・アキヨシ
出身校 土岐商
誕生日 1997年6月12日
年齢 23
血液型 O
身長 183
体重 89
所属履歴 土岐商―三菱重工名古屋
キャリア 2年
投打 右右
ドラフト年度 18
ドラフト順位 3
公式戦初出場 19年5月17日巨人=ナゴヤドーム
年俸 1100万円
昨季年俸 1200万円
家族 既婚