中日・京田陽太「みんなで乗り越えましょう」

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日本プロ野球機構は3日、都内で12球団代表者会議を開き、最短で4月24日を目指していた今季開幕のさらなる延期を決めた。中日の選手会食・京田陽太がファンクラブ会員向けのメールでメッセージを寄せた。

京田は無観客試合でスタンドに座り、ファンの声援の有り難みを感じたという。また、中日の感染防止策に触れ、ファンの健康を願った。球春到来へ、「みんなで危機を乗り越えましょう」と呼びかけるとともに、精一杯の準備を約束した。

以下、全文

ファンクラブ会員の皆さん、いつもご声援ありがとうございます。ドラゴンズ選手会長の京田陽太です。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、プロ野球の開幕が、また延期されることが決まりました。いつ、開幕を迎えられるのか? 本当にまた、満員のお客さんの前でプレーできるのか? 正直言って、不安はあります。ファンの皆さんも、不安とストレスを抱えながら生活されていることと思います。でも、元気に皆さんと再会できる日はきっとくる。そう信じて、選手はみんな、調整を続けています。
 無観客試合となった今年のオープン戦中、僕はいつもドラゴンズファンでぎっしり埋まるライトスタンドに腰かけてみました。そこから見るナゴヤドームは、グラウンドに立って眺めるのとでは、まったく違った雰囲気がありました。何か不思議な感覚でしたね。
 僕の守っているショートのポジションは結構、遠い。ここで皆さん、大きな声を出し、いつも応援してくれているんだ。そう思うと、自然と胸が熱くなりました。毎日の試合や練習。それにファンの皆さんの声援。これまで、当たり前に思っていたことは、決して当たり前ではなかった。このひと月間は、そんなことを考えさせられる時間にもなっています。
 テレビや新聞は連日、新型コロナウイルスの感染拡大を伝えています。目に見えない敵の怖さは、いまさら言うまでもありません。僕も選手会長として、選手のみんなには手洗いなど、除菌の徹底を呼びかけています。予防策といっても、できることは限られています。でも、個人個人が自覚を持って、できることをやる。それが今、一番大事なことだと思ったので…。  この前、テレビで専門家の方が「自分は大丈夫」ではなく、「自分もかかっているのでは?」と疑い、周りのことを考えて行動することの重要性を話していました。僕も、その通りだと思います。感染しても8割の人は症状が出ないと言います。でも、知らないうちに誰かにうつしているかもしれない。それが、このウイルスの怖さです。
 チームメイトはもちろん、みんな大切な家族がいるのです。手洗い、マスク着用。それに遠征先での外出禁止。ドラゴンズの選手は、みんなルールを守り、感染予防に努めてくれています。さすがプロだな、と改めて頼もしく感じています。
 自粛、自粛で、非日常的な毎日。どうしても気持ちが沈みがちになりますが、今は僕たち、ファンの皆さん、みんなが我慢しなければならない時だと思います。ファンクラブ会員の皆さんも、くれぐれも健康には気を付けてください。みんなで、この危機を乗り越えましょう。
 必ず球春は訪れます。その時には、またドラゴンズをご声援ください。僕たちも、皆さんの応援に応えられるよう、しっかりと準備し、精一杯のプレーをお見せすることを約束します。

中日ドラゴンズ選手会長 京田 陽太

◆京田陽太
背番号 1
カナ キョウダ・ヨウタ
出身校 日大
誕生日 1994年4月20日
年齢 25
血液型 O
身長 184
体重 83
所属履歴 青森山田―日大
キャリア 4年
投打 右左
ドラフト年度 16
ドラフト順位 2
公式戦初出場 17年3月31日巨人=東京ドーム
年俸 6400万円
昨季年俸 4500万円
タイトル (新)17
家族 既婚

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