中日・与田監督「代打ミツマ」【名言・迷言2020】

NPB(プロ野球) スポーツ 中日 特集企画・連載 コラム・読み物

コロナウイルス感染拡大に見舞われた2020年は師走を迎えた。未曾有の1年に球界で生まれた「名言」「迷言」を振り返る。

七夕の夜、与田監督は采配の上達を願うべきだった。野手を使い切り、同点機に投手を代打に起用するという前代未聞のミスを犯した。試合は1-2で敗れた。

ナゴヤドームでのヤクルト戦。中日は1点を追う延長十回、二死満塁で投手・岡田の打席を迎えた。与田監督は森球審に歩み寄り「代打・三ツ間」をコールした。

中日は2安打を放っていた木下に七回に代走渡辺を送り、捕手をAマルティネスに交代。その後も積極的に代走・代打を送り、延長十回裏に残っている野手は0人に。

その延長十回は一死一、三塁から平田がライナー性の右飛を放ったが、三走・遠藤はタッチアップを自重。二死一、三塁となって京田を申告敬遠され、投手の岡田に打席が回った。

ここで代打に起用された三ツ間はプロ通算4打数0安打。四球でも同点という場面だったが、石山の5球目を空振り、三振に倒れた。

十回、得点が入らなければ二死満塁で投手に打席に回ることは計算できたはずだが、与田監督は十回表に最後の野手・加藤をAマルティネスに代わる守備固めに使っていた。まさか「三ツ間」を「三ツ俣」と勘違いしていたという訳もなかろうが…。

指揮官と不仲が噂される、伊東ヘッドにも責任がある。監督経験のない与田監督を支えるのが役割のはず。監督のミスには違いないが、ミスを犯す前に周囲が止めなかったのは何故か。経験豊富な伊東ヘッドが「野手が足りなくなる」と気付かないとは考えにくい。

中日は60勝55敗5分け。8年ぶりのAクラスとなる3位でフィニッシュした。与田監督は「巨人を独走させてしまったというところでは、大きな力の差がある。色々と数字も顕著に出ているところがある。何とか改善していきたい」と振り返っている。来季は3年契約の3年目だ。

伊東ヘッドに頼らずとも、同じ過ちは繰り返すまい。

文・写真/BBNEWS編集部

◆与田剛
背番号 92
カナ ヨダ・ツヨシ
出身校 亜大
誕生日 1965年12月4日
年齢 54
血液型 AB
身長 182
体重 94
所属履歴 木更津中央―亜大―NTT東京―中日―ロッテ―日本ハム―楽天
キャリア 16年
投打 右右
ドラフト年度 89
ドラフト順位 1
公式戦初出場
年俸 1億5000万円
昨季年俸 1億5000万円
タイトル (救)90(新)90
家族 既婚

関連記事