◆西武ー日本ハム◆
日本ハムは先発・ロドリゲスが5回2失点と試合を作ったが、先発したのは4月24日以来だった。
ロドリゲスは4月に4度先発し、その後は抑えやセットアッパーも経験。八月に入って2度、ショートスターターの跡を継いで第2先発として5回を投げていた。
栗山監督はショートスターターやオープナーを多用している。堀が二試合続けて先発したこともあった。
先発投手にとって、立ち上がりは非常に難しい。リリーフ投手に代わりに先発させて流れを作り、第2先発をスムーズに試合に入らせるという狙いがあるからだ。
だとしたら、第2先発をさせていたロドリゲスを初回から投げさせたのは何故か。オープナーとショートスターターというシステムを採用していたこれまでと矛盾しないか。
ロドリゲスは先発、第2先発、セットアッパー、抑えと4つの役目を務めたが、役目が変わると負担は大きい。
大胆な守備シフトを敷いたり、一割打者の清宮に四番を打たせたり。色々なことにチャレンジするのは良いが、清宮に代打を出したり、ロドリゲスが先発したり第2先発で投げたりと言うのを観ると、栗山監督には確固たる信念を感じられない。