ロッテ藤原、安田「一回り大きく」【名言・迷言2020】

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巨人はセ・リーグを独走しながら、日本シリーズで2年続けてソフトバンクに4タテをくらった。一方、パはロッテがシーズン終盤までソフトバンクと首位を争い、盛り上げた。


クライマックスシリーズでは2試合ともソフトバンクに逆転負けしたが、井口監督は収穫も挙げた。「最後に安田の調子も上がったし、藤原も結果を出してくれたのでその辺りは良かった」。2戦目に2年目の藤原恭太、3年目の四番・安田尚憲が猛打賞をマークした。安田は第1戦では千賀滉大から先制2ランも放った。

藤原はコロナウイルスの感染者が相次いだため、10月に今季初めて昇格。昨季.105だった打率は.260になった。楽天・涌井秀章からプロ初本塁打を放つなど、2戦連発もマークした。「課題が多く見つかりこれをオフシーズンに克服し来年はもっと飛躍できるように頑張りたいと思います」


安田は7月21日に初めて四番に座った。レアードが腰の不調で離脱し、サードのレギュラーが転がり込んだ形だが、54打点はマーティンと井上晴哉に次ぐチーム3位だ。

若手でも、勝敗の責任を背負うのは四番としての日常だ。槍玉にあげられたこともある。ソフトバンクにゲーム差なしの2位と迫っていた10月1日は日本ハムに逆転負け。井口監督は1点差の九回二死満塁で見逃し三振に倒れた安田を叱責した。

500以上の登板数を誇る日本ハム宮西尚生に対し、カウント3-1から真ん中ストレートを振れず。その後、2球ファウルを挟み、見逃し三振に倒れた。指揮官は「3-1からの直球を振れなかったところじゃないですか。手堅くいってしまったかな。あそこは振ってファウルでいい」と指摘した。


だが、2日後は西武戦で決勝3ラン。井口監督は「本人が一番ほっとしているんじゃないでしょうか」と話した。


後半戦に加わった先発左腕のチェン・ウェインとリリーフのハーマンが自由契約になり、セットアッパーの沢村拓一は大リーグ移籍を目指している。リリーフ左腕の松永昂大は国内FA権を行使した。戦力ダウンは免れない。

だが、今季も逆境を乗り越えてきた。コロナとレアードに加え、マーティンも負傷で離脱する中で4年ぶりのAクラスとなる2位になった。「今季は終盤、打線が機能せず、長打が打てるバッターが全員抜けて苦しかった。その中で自分たちで2位を勝ち取って、選手たちは去年より一回り大きくなった」。

来季もソフトバンクに挑む。「大きくなった」藤原と安田はさらなる長打力を発揮したい。

文・写真/BBNEWS編集部

◆藤原恭太
背番号 2
カナ フジワラ・キョウタ
出身校 大阪桐蔭
誕生日 2000年5月6日
年齢 20
血液型 B
身長 181
体重 80
所属履歴 大阪桐蔭(甲)
キャリア 2年
投打 左左
ドラフト年度 18
ドラフト順位 1
公式戦初出場 19年3月29日楽天=ZOZO
年俸 1500万円
昨季年俸 1500万円
家族 独身

◆安田尚憲
背番号 5
カナ ヤスダ・ヒサノリ
出身校 履正社
誕生日 1999年4月15日
年齢 21
血液型 A
身長 188
体重 95
所属履歴 履正社(甲)
キャリア 3年
投打 右左
ドラフト年度 17
ドラフト順位 1
公式戦初出場 18年8月10日オリックス=京セラ
年俸 1300万円
昨季年俸 1300万円
家族 独身

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