「もう少し試合を作って」ロッテ先発陣が壊滅状態

ニュース 西武 ロッテ

3日で4連敗となったロッテの投手陣が崩壊している。5試合で38失点。特に酷いのは先発投手だ。

「先発投手がもう少し試合を作ってくれないと」。2日の試合後、井口資仁監督は嘆いた。5回以上を投げた先発投手は開幕戦の石川だけだ。

5人の投球内容を振り返ってみる。
石川5回2/3、4失点
ボルシンガー4回2/3、5失点
有吉4回2/3、5失点
涌井4回0/3、5失点
ブランドン2回、5失点
これでは試合にならない。

勝ちパターンの救援投手、松永、唐川、益田らは開幕戦以降、登板機会がない。3日は捕手を田村から吉田に替えるなど、井口監督も打てる手は打っている。

日ハムから加入したレアードが開幕から4試合連続でアーチを放つなど奮闘しているが、それでもロッテ打線には難がある。昨季のチーム本塁打はリーグ最少の78で、唯一100本に満たなかった。

一方で、昨季最下位の楽天は岸と則本の2本柱を故障で欠いているにも関わらず、4連勝と好調だ。3日は雪の中で辛島、4日は苦しみながら福井と、先発が試合を作ったからだ。

ロッテは4日の西武戦にドラフト4位の左腕・小島和哉(早大)が先発する。最低でも5回を投げて、井口監督を少しは安心させたい。

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