ロッテ・鈴木大地-FA戦士の動向①

ロッテ 企画・連載 ストーブリーグ

FA権を行使する可能性のある選手達の動向を追う。まずはロッテ・鈴木大地内野手から。

鈴木は今季の開幕戦をベンチで迎えた。井口監督は昨オフに、安田尚憲の三塁での起用を打ち出した。日本ハムとの契約延長が難航したレアードも加入し、鈴木の立場は三塁手の三番手になった。

練習では外野も守った。主砲・井上晴哉の不調もあり、一塁などで掴んだ出場機会に結果を残してアピールを続け、スタメンに定着。いずれもキャリアハイとなる打率.288、15本塁打68打点を記録した。

入団2年目の13年に、レギュラーが不在だった遊撃の定位置を確保した。以後、アマチュア時代に守ったこともある二塁と三塁を経験し、今季は一塁と外野も守った。内野の全ポジションを一定以上のレベルで守れる。

俊足でも強肩でもなく、3割をマークしたこともない。持ち味は役割を理解し、確実にこなせる点だ。必要な場面で犠打を決め、進塁打や犠飛を打てる。

14年からキャプテン、今季から選手会長を務めるリーダーシップも武器になる。名門・東洋大の高橋昭雄前監督は、鈴木を次期監督にするつもりだったという。

FA権を行使すれば、楽天、中日が獲得に乗り出すと言われている。来季は31歳で、経験も積んだ。選手層を厚くし、ベンチのムードも高められる選手だ。一方、将来の幹部候補と考えるロッテは複数年契約を提示し、残留に全力を尽くす。

鈴木は今月、同期入団の抑え・益田直也と泊まり込みで数日間の断食を行い、身体をリセットした。共に注目される去就に関して、どんな話をしたのだろう。

ロッテ・鈴木大地-FA戦士の動向①
中日・大島洋平は阪神か中日-FA戦士の動向②
ソフトバンク福田秀平は争奪戦へ-FA戦士の動向③
バレンティンにソフトバンクが食指ー FA戦士の動向④
益田直也・鈴木大地を巨人が調査、藤岡も在籍ー FA戦士の動向⑤