◆巨人5-4ヤクルト◆
ヤクルトの左腕・長谷川宙輝が1点ビハインドの八回に登板し、1回を1安打無失点。坂本らに対し、3つのアウトは全て三振で奪った。
持ち味のストレートは152キロをマークした。ソフトバンクとの育成契約を解除してヤクルトに移籍し、支配下登録された今季はチーム3位の27試合に登板。小さい頃から応援していた球団で、確かな成長を見せている。
今季の巨人戦では8月25、26日に負け投手となったが、27日も2-5の九回に登板。25日に1/3回で20球を要し、3安打1四球4失点。26日は1/3回で10球、被安打1、1四球失点2。27日は9球を投げて1安打1四球だった。
ビハインドでの3連投に加えて、高津監督は回の頭から登板したマクガフを、二死になってから長谷川に替えた。大魔神・佐々木主浩氏はこの采配に疑問を呈した。
だが試合後に日付が変わり、長谷川はツイッターを更新。3連投するチャンスをもらえたと感謝した。首脳陣の期待を感じている。
今日のような機会をいただき監督、コーチ、他の選手の皆さん、ファンの皆さんには感謝しかありません。ありがとうございます!
まだまだファンの皆様の期待には応えられていませんが、これからも温かい声燕をよろしくお願いします。— 長谷川宙輝 (@ys_baseball90) August 27, 2020
27日の後は、9月4日からこの日まで3試合4回を無失点。今季1勝2敗7ホールドのままだが、27日に5.94だった防御率は4.94になった。谷繁元信氏に指摘された間合いの長さも改善されている。
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23回2/3で26三振。三振を取れるのもリリーフ向きだ。ハフ、マクガフ、近藤と、昨季までの中継ぎは右が多かった。まだ22歳で伸び代十分の長谷川は左のパワーピッチャーとして、ブルペンに厚みを加えた。連投を厭わぬ心意気も良し。ヤクルトで輝け!
文・写真/BBNEWS編集部
◆長谷川宙輝
背番号 90
カナ ハセガワ・ヒロキ
出身校 聖徳学園
誕生日 1998年8月23日
年齢 22
血液型 O
身長 175
体重 80
所属履歴 聖徳学園―ソフトバンク
キャリア 4年
投打 左左
ドラフト年度 16
ドラフト順位 2(育)
年俸 650万円
昨季年俸 300万円
家族 独身