◆ヤクルト7-5中日◆
ヤクルト・村上宗隆がプロ初の2打席連続弾を放ち、リーグトップの打点83に伸ばして、高卒2年目以内で歴代2位の清原和博(西武)に並んだ。
1本目は同点の四回、中日の先発・柳の直球をライトスタンドに。価値ある勝ち越しソロだった。
2本目も柳から。六回に再びライトへソロ。2本とも「自分のスイングができた」と納得の本塁打だった。
清原の打点に並んだことについては「素直にうれしい」と笑顔。高卒2年目の歴代最高、1953年中西太(西鉄)の86を超えるのもほぼ確実だ。
セ・リーグ2位の坂本(巨人)に3差をつけ、打点王のタイトル奪取の可能性も現実味を帯びているが、「僕の今出来ることをしっかりやって、その結果として最後についてくると思うので、しっかり一打席一打席集中して頑張りたい」と気負いはない。
最下位に沈むチームの中で、若い村上の奮闘はファンに希望を与えている。